八ヶ岳と諏訪湖に広がる高原に位置する原村関東からも関西からもアクセスが良く別荘族の間では人気のスポット
敷地は以前紹介した大きなケヤキのある場所通称コットン村というらしいのですが八ヶ岳エコーラインからちょっと入った場所で別荘地のような場所ですが多くの地元住民が住んでいます
クライアントは花を育てる生業です一度は首都圏で働いていましたがファーマーになることを決意して原村に戻ってきたそうですちなみにご主人は浜っ子?(横浜育ち)
若い家族が原村に住まいを構えます
長野県 原村へ Iターン Uターン 移住生活 田舎暮らし
FARMERの仕事生き物を扱う仕事だから一年365日基本的に休みがありません
とは言っても・・・冬場や雨季の時期には多少さぼることができるそうですが
この冬は随分とスノボに出かけていますが・・・(笑)仲間たちと助け合って休んだりもするそうです
シーズン中の管理は本当に大変です独立したての頃園芸店でお手伝いをしていましたが水まきなんかは本当大変でした
日が昇ってから沈むまでが勝負毎日毎日朝から晩まで泥だらけ
おかげで帰って来れば玄関が泥だらけ・・・まずはお風呂ですね!まずはお風呂を中心とした設計に入りました汚れを落としていくという行動を動線に考えました正面の玄関は客を迎え入れる姿はしていますがおもてなしの機能はありません
何と言ってもものすごく汚れるからです毎日毎日キレイにしている暇なんかありません現在住んでいるアパートも玄関が土だらけ(笑)そんなわけで玄関に見えるが実は内玄関として客人は別のとこから招くことにしました
作業着を脱ぎ着する場所や洗濯機、洗い場を内玄関に設置して土をはらってからお風呂へ直行
階段を登りながら家族へのただいま〜そうなんです!2階にお風呂を設置しました
しっかり汚れと汗を流してゆったりバスタイムビールなんか持ち込んじゃって外の景色を眺めながらのバスタイム
風呂上がりは広めの洗濯物干し兼用の脱衣所で干してある洗濯物を引っ掛けてみんなのいる1階へ戻るそんな動線を気に入ってもらえました
水周りや内玄関は10坪強に対して
住居スペースは2階建20坪程度とし
暖房効率などを考え冬の間は小さく住まう
1階のパブリックスペースは19畳で
キッチン、ダイニング、リビングでの構成
そこへ20畳コートを隣接させました
基本外扱いでして
芝なんかを張ってもいいんじゃない?!
屋根にはトップライトを採用して
農業ハウスのように
冬の晴れた日は温室に
雨の日も子供とサッカーしたりと
人工芝を張れば一年中緑のコートが出現
早くもクライアントは人工芝のサンプルを
取り寄せて妄想中(笑)
これでラインを引けば
フットサルコートができますな
ケヤキが芽吹き木陰ができ始める良い季節には
ソファーを持ち出し昼寝したり テーブルを持ち出し食事など
友達みんなが集まっても40畳近い空間なので大騒ぎができるはず
大きな二本のケヤキの下の家
ファーマーズのための家
若い世代の農家型住宅の提案です
『 GREEN house 』にしよう?!
そうそう!!
ツリーハウスも忘れないでね・・・